一昨日、カミさんが洗い物を食洗機にセットして、いつものように動かし始めたところ、「ピピピピ...」と警告音を発して止まってしまいました。一度修理に出したことはありますが、16年間がんばって働いてくれた食洗機。でも、さすがにもうダメなのかなと思いました。
カミさんに状況を聞いて見ると、水位が高すぎる旨の警告を表示して動作を止めているということでした。扉を開けてみると、確かに底にお湯がたまっています。きっと、どこかにセンサーがあって、水位を検知したということなんでしょう。
どこにセンサーがあるかサッパリわからなかったのですが、各所に汚れがこびりついていて、センサーが誤作動してもおかしくないように思えたので、とりあえず洗浄大作戦に打って出ることにしてみました。
汚れを落としたら直るかも...
「とりあえずキレイにしてみよう!」と気軽に始めた洗浄大作戦でしたが、これがなかなか大変でした。液体石けん泡立ててこすってみたり、酸素系漂白剤で汚れを落としてみたり、これを何度も繰り返して、積年の油汚れがだんだん落ちていきました。しかし、残念ながら症状は改善せず...
そこそこキレイになったにも関わらず、ずっと同じ症状が続くと、だんだんと原因は別にあるんだろうなという気がしてきて、あきらめの境地に近づいていきました。ということで、修理という解ももちろんありますが、さすがに古すぎるので、買い替えることにしました。
いまの食洗機ってパナソニックの独壇場なの?
壊れてしまった食洗機はTOTO製で、買った当時はたくさんのモデルがリリースされていたのですが、修理に出した頃はすでに食洗機市場から撤退している時期でした。なので、TOTO製が存在しないことは予想していたのですが、パナソニック以外の食洗機は実質存在していないに等しい状態なのは驚きでした。
まぁ、それならそれで、製品選びはそんなに難しくありません。そんなわけで、わりと簡単に購入機種が決まりました。パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TH2-Wです。
こちら、パナソニックのレギュラータイプが3製品あるうちの真ん中のグレードです。価格は安いに越したことはないのですが、単にそれだけでなく、いろいろ機能面を比較して決めました。
メーカー | パナソニック | パナソニック | パナソニック |
型番 | NP-TZ100 | NP-TH2 | NP-TA2 |
食器点数 | 40点 | 40点 | 40点 |
庫内容積 | 50L | 50L | 50L |
本体外形寸法(W×D×H) | 550×344×598mm | 550×344×598mm | 550×344×598mm |
ナノイー X送風 | ○ | − | − |
高温除菌 | ○ | ○ | − |
酵素活性洗浄 | ○ | ○ | ○ |
洗浄レベル | 5段階 | 3段階 | 3段階 |
低音ソフト | ○ | ○ | − |
お手入れ | 食器入れずに運転 | 必要 | 必要 |
エコナビ | ○ | ○ | − |
標準使用水量 | 11L | 11L | 11L |
消費電力量 | 770Wh | 770Wh | 770Wh |
製品質量 | 20kg | 19kg | 19kg |
大きさや使用水量、消費電力ともに、3製品まったく同じです。上位モデルのNP-TZ100は、機能がいろいろてんこ盛りですが、どれもそれほど魅力を感じませんでした。下位モデルのNP-TA2
は、やはり価格が魅力ですが、価格差が7千円程度のNP-TH2
の「高温除菌」と「エコナビ」に期待して、対象から外しました。
「高温除菌」は、すすぎの最後を約80 ℃の加熱すすぎにして、洗い上がりや乾燥効果を高めるねらいがあります。これまで食洗機を使っていて、乾き切らずに水気が残っているのがイヤだったので、これを重視してみました。運転時間は8~18分長くなりますが、洗浄後にすぐ取り出す場合など、どの程度か期待したいところです。
「エコナビ」は、正直なところ省エネにどれだけ効果があるのか疑問ですが、もし効果があるなら、電気代や水道代が少しでも安くなるかもしれません。ということで、これにもこだわってみました。
というわけでポチりました
大きな出費ではあるのですが、やはり便利に使っている食洗機。なくなってしまうと困りものですので、思い切って買い換えることにしました。シンクの端にスペースがないので、これまでも専用置台を使っていたのですが、だいぶ汚れているので、オプションの専用置台 N-SP3も一緒にポチりました。
さっそく、あす届くので設置が楽しみです。使い心地も楽しみですね。
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